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オーダー幕.comのスタッフブログ: 南アフリカのバンドBeatenbergをもっと知って欲しい!

通常は、横断幕や懸垂幕の素材、デザイン、用途などについて投稿していますが、スッタフブログでは、横断幕や懸垂幕の事だけにとどまらず全然違う角度からユニークなコンテンツを発信していきたいと思います!

こんにちは!スッタフのTaroです。コロナの影響で「おうち時間」を過ごす事が多い毎日で音楽ばかり聴いている今日この頃です。そこで今回は、個人的にここ数年で一番ハマっている、南アフリカのケープタウン出身のバンドBeatenbergをご紹介したいと思います!

日本だけでなく、世界でもあまり知られていないバンドなんですが、巷ではOne of the most underated bands (過小評価されているバンドの一組) とも言われている実力派。Beatenbergの楽曲はVampire weekendやTahiti 80のようなトロピカルチューンにクラブ・ミュージックやブラジル&ラテン音楽など多様なジャンルが融合されているのが特徴で、彼らの楽曲からは南アフリカの雄大な大自然と文化の多様性を感じます!

またバンドメンバー全員がジャズ、クラシックへの造詣が深くて、音楽インテリジェンスの高さも加わり、カジュアルに見せながらも楽曲一つ一つが丁寧にお洒落に作られているのもとても印象的!

傑作セカンドアルバム The Hanging Gardens of Beatenberg

彼らのセカンドアルバムで、2015年に発売された「The Hanging Gardens of Beatenberg」。その年に「アルバム・オブ・ザ・イヤー」、「グループ・オブ・ザ・イヤー」、「ベスト・ポップ・アルバム」という南アフリカ・ミュージック・アワード主要3部門をトリプル受賞して本国で大ヒットしたアルバムです!結論から言って捨て曲なしの傑作アルバムです!まさに洗練されたポップ・チューンが満載なハイ・クオリティな1枚でBeatenbergの音楽インテリジェンスの高さが随所に見られる作品です。

全曲大好きなんですが、その中で特にオススメの曲をピックアップします。素人の解説は省きますのでとにかく聴いて欲しいです!

どの曲も歌詞のリズム感とワードチョイスが秀逸で、エフォートレスな抜き具合に余裕を感じる楽曲たち!

DJ Clockと組んだ超ヒット曲「Pluto」。癖になります。

 

メロディーラインが印象的な「Scorpionfish」。

 

歌詞が印象的!「Prince Of The Hanging Gardens」。

 

アフリカ大陸の壮大さも感じるBeatenbergなサウンド!「Itacha」。

なぜもっと騒がれない!?

とにかく謎なのがこれだけのハイ・クオリティな楽曲を世におくりだしているのになぜ世間からそこまで注目されていないのか? 2019年に出したサードアルバムもこれまた傑作アルバムなのに誰も騒がないのが本当に不思議で仕方ないです。ファンの間でも彼らが売れることをそもそも拒否しているのか、レコード会社のマーケティングが全然ダメなのかという議論がおこるくらいです。

ちなみに3枚目のアルバムもトロピカル・テイスト満載で洗練された楽曲たちが彩る素晴らしい内容です。お気にりの曲も少しピックアップします!

心地よいメロディーが印象的な「Aphrodite」。

 

音楽偏差値度の高さを感じる「She’s not like that」

最後に!

彼らの曲からは、南アフリカ独自の文化と土地への愛や誇りを感じます。彼らのユニークなサウンドを「 So South African!」と言うのかは分かりませんが、勝手にそう思っています(笑)。不思議なのは彼らの楽曲を聴いていると行ったことのない国・町なのに勝手にノスタルジックな懐かしさを覚えているいうことです!

是非、皆さんも興味があってもなくてもBeatenbergを一度聴いてみてください!癖になること間違いありません!

最後に、彼らの故郷ケープタウンを感じる、個人的に一番好きなBeatenbergの楽曲「Sultan of the Economic Cafe」。